福岡うどん
「福岡県は実はうどん好きの県である。」
これは地元あるあるだけど、最近はテレビの紹介などで他県にも広く知られるようになってきました。
確かにとんこつラーメン文化という一面もあるけれど、年齢とともにラーメンは減っていくんですよね。
そして福岡のうどんと言えば「やわやわ」が特徴です
さぬきの”こし有り”うどんと対比され、これも今では有名になっています。
さて、そんな福岡うどんの中でも、個人的に”やわやわ”感が強いと思っている店に入りました。ここの麺はオーバーではなく、箸でもちあげると口に届く前にブツブツ切れちゃうほどの柔らか麺です。だから口を容器に近づけですすり食べなくてはなりません。そんな食べにくさを差し引いても行きたくなるおいしいお店です。
いつもはほとんど見ないメニューを久しぶりにじっくり見ていたら、いつもと違い、ざるうどんが無性に食べたくなりました。こんな日もあります。
そして運ばれてきたざるの上にのせられた細めん、何だか白く輝いて見えます。
早速一口食べてみてびっくりです。
「こ、こしがある!」
少し考えればざるうどんなので、茹でた後に水でしめて、こしのある麺に仕上がるのは明白なんだけど、その店に持っている柔らか麺のイメージからかけ離れていて驚かされたわけです。
いろんなことで人は「○○は△△」という思い込みを持っています。子どもの頃から刷り込まれたことなんか、人とは違っても自分にとっては完全に常識の域です。
でも、いやだからこそ思い込みを裏切られるのは新鮮で、新たな発見、学習につながり、面白いなと思った出来事でした。
本日の大相撲は録画を忘れて、ネットで取組だけ確認しました。
昨日の予想とは逆に阿炎の快勝、これもまた「思い込みの裏切り」かなあ。
明日も楽しみ。