数量単位
今朝、COP26のニュースで環境への投資の話題がありました。
「環境マネーを準備した金融機関の世界同盟、その資金総額は実に130兆ドル、日本円でおよそ1京4800兆円になるそうです。」
おー、京(けい)!
ついに兆の次の単位が出てくるようになったか~。
子どもの頃日本には数字の単位にいろいろある、と聞いて夢中で覚えていたので嬉しくなってしまいました。
「京」は、昔、スーパーコンピューターのニュースで聞いて以来の記憶です。
最近はいろんな数値も大きくなり、SI接頭語でもG(ギガ)を越え、T(テラ)が普通の会話に出てきているし、いったいどこまで行くのやらって感じですね。
いつの間にかすっかり忘れていて、気になって調べてみました。
そして得た答えは
十、百、千、万、億、兆、京(けい)、垓(がい)、𥝱(じょ)、穣(じょう)
溝(こう)、澗(かん)、正(せい)、載(さい)、極(ごく)、恒河沙(ごうがしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、不可思議(ふかしぎ)、無量大数(むりょうたいすう)
とありました。
いやあまだまだ先は長いね。
ちなみに小さい方も調べてみると、
分(ぶ)、厘(りん)、毛(もう)、糸(し)、忽(こつ)、微(び)、繊(せん)、
沙(しゃ)、塵(じん)、埃(あい)、渺(びょう)、漠(ばく)、模糊(もこ)、逡巡(しゅんじゅん)、須臾(しゅゆ)、瞬息(しゅんそく)、弾指(だんし)、刹那(せつな)、六徳(りっとく)、虚空(こくう)、清浄(せいじょう、しょうじょう)、涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)
と続くそうです。
こちらの方が一般的ではないかな。お金には使いませんから、耳にする場面も限られそう。私としては、昔プロ野球の首位打者争いで「糸」までもつれた戦いを思い出しました。