休日を静かに過ごす(読書)
久しぶりに有給休暇を取りました。
今年はオリンピック対応でスポーツの日が7月に移動したから10月は休日なしだったんですよね。やはり月一は休みを取りたいものです。
休みと言ってもこの年になると、定期通院が待っています。
今日は眼科。診察結果は特に変化なし。引き続き経過見ていきましょうとの診断でした。コロナのせいでしょうか、いつもは待たされる外来がずいぶん少なく予想外に早く終わりました。
さてさて午後はどうしようかな。
そういえば最近は読書のペースがガタ落ちです。以前は月10冊ペースの時もあったののに、今月はまだ2冊目。よし、午後は読書することに決めました。
その前に本屋さんに立ち寄って新作チェックです。
現在イチ押しの今村翔吾さんの新作が発売されたはずなのに近所の本屋は入荷前。やっぱり買うと決めているものはネットで買っておく方がいいですね。
ただネットだとぶらりと本棚一周しながら掘り出し物を見つける楽しみがありません。町の本屋さんも苦しそうですがどうか踏ん張って!
今日は3冊購入して帰宅しました。
そこから読みかけだった樋口明雄さんの南アルプス山岳救助隊K-9シリーズ「異形の山」を完読しました。このシリーズは山岳エンタメとしては実に優れたシリーズだと思います。登場人物もすっかりおなじみで安心して読み進められます。冬の北岳の描写がまた素晴らしいです。若いころ冬山にも登っていましたので、容易に頭に描くことができます。救助隊の面々とは別に、もう一方の主役は救助犬たちですが、本作では活躍が少なかったですね。これは寂しかったけど、テーマは意外と深く、読後もしばらく考えさせられました。
休みでもあまりゆっくりできないことが多い中、今日はいい休みになりました。
そういえば冒頭の話に戻りますが、最近の気候(安定した晴れ、気温も低い)を見るにつけ、オリンピックが1964年と同じく10月にやってたら最高だったろうな、と思ってしまいますね。